社長メッセージ
未来を切り拓く、持続可能な農業への挑戦
私たちは、テクノロジーと人の力が結びつくことで、農業の未来を大きく変えられると信じています。今、私たちが手にしているのは、6G通信やNTN(非地上型ネットワーク)といった革新的な技術、そしてそれらを支えるAI、IoT、ドローン、自律型ロボットという未来の力です。これらが集結することで、農業は新たな次元へと進化しようとしています。
これまで通信環境の整備が難しかった地域でも、遠隔操作やデータ共有が即座に可能となり、農作業の効率は飛躍的に向上しました。デジタルツイン技術を活用し、仮想空間で作物の生育を予測、最適な作業計画を緻密に立て、現実世界でそれを実行する。このプロセスがまるで一つの生きたシステムのように連携し、作業の自動化を進めています。
さらに、この技術は地上だけでなく、宇宙にも応用が可能です。私たちは「Space Agriculture Sustainability Transformation (SASX)」というビジョンを掲げ、月面や火星での持続可能な食料生産に挑戦しています。限られた資源を最大限に活用し、地球外でも安定した食料供給を実現することを目指して、この技術が新たなフロンティアを開拓する力となることを確信しています。
私たちの目指すのは、効率的で収益性の高い農業だけではありません。地球を越え、宇宙での持続可能な食料生産を実現し、人類全体の未来に貢献するという壮大なビジョンに向けて、技術革新と現場の知恵を融合させ、地球規模の問題に立ち向かっています。
しかし、その先にあるのは単なるテクノロジーの進化だけではありません。それは、農業従事者一人一人が感じる「働きやすさ」や「安心感」、そして私たち全員が手にする「未来への希望」です。私たちの目指すのは、ただの効率化やコスト削減ではなく、農業に携わる全ての人々がその力を最大限に発揮できる、豊かで持続可能な未来の創造です。
私たちは、これからも現場に寄り添い、シンプルでコストパフォーマンスに優れたスマート農業ツールを提供し続けます。そして、最先端の技術を使いこなすための支援を惜しまない。未来を創るのは、技術だけではなく、それを活かす人々の情熱と挑戦の力です。
皆様と共に歩み続け、共に未来を切り拓いていくことを心から楽しみにしています。
代表取締役プロフィール
■略歴
・2019年〜至現在 ㈱エーキューブ 代表取締役・CEO
・1999年〜2010年 日本電信電話株式会社 NTT研究所
・2010年〜至現在 日本工業大学 基幹工学部 電気情報工学科 教授
・2024年〜至現在 同機関 スマート農業センター センター長 兼務
・ 2021年〜2023年 岩手大学 次世代アグリイノベーションセンター 客員教授
・2013年〜2022年NHK放送技術研究所 客員研究員
■学歴
・1998年3月 筑波大学 理工学研究科理工学専攻 修士課程修了
・2008年 博士(情報学) 筑波大学 高速無線通信と通信品質技術に関する研究
・2024年 博士(農学) 筑波大学 ハチにかわる超小型ドローンを用いたトマトの受粉技術に関する研究